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これが大局観 決断力 羽生 善治

決断力
決断力
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羽生 善治
角川書店 (2005/07)
売り上げランキング: 86
おすすめ度の平均: 4.54
3 羽生さん自分で書いたの?
4 天才の考えることは常識的でちょっと安心
5 若き前名人は何を考えるのか。

これが大局観

将棋は脳という身体の一部を使ったスポーツだと思う。勝負のためのプレイが脳の中でどれだけのエネルギーを消費するのだろうかと、本書を読んでも再認識する。コンピュータ世代の若き棋士のリーダー格たる羽生氏の、その将棋の論理考察力が、まさにスポーツのようなセンスに基づく、決断力であることの語りにひきこまれる。

勢いにのって台頭した時期の1つの機転である米長氏との勝負のを印象深く克明に語り、大山名人の迫力から、何千手と考えうる先読みの情報からいかに情報をすてて、手を選ぶかというセンス。また、長きに渡りプロの棋士としてプレイをしていく中での、若さとベテランのそれぞれの長短所を語り、相手がミスをおかすまで待つ持論の忍耐強い戦術はこれもまた意外であった。

私生活でも企業活動のリスク前提の決断力の点でも、学ぶべきことが多い一冊である。

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