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食物採集による自給自足のメニューをご覧あれ カムイの食卓―白土三平の好奇心

カムイの食卓―白土三平の好奇心〈1〉
白土 三平
小学館 (1998/03)
売り上げランキング: 148,088
おすすめ度の平均: 5
5 食物採集による半自給自足のメニューをご覧あれ
5 三平少年が貧しさを味わったのは、自然と別れた時だった
5 まさにカムイの食生活

食物採集による自給自足のメニューをご覧あれ

白土三平氏の漫画は全共闘世代にはバイブルの1つだったと聞く。封建時代の支配階級と虐げられる貧民層、そんな中で忍者カムイの活躍とともに、読者を魅了するのは弱肉強食の自然の描写であったと思う。

その巨匠マンガ家白土三平氏は今や千葉の房総半島の漁村に住み、農業、漁業というよりも狩猟民族のように、まさに自然の恵みの採取の半自給自足の生活を過ごしている。その食物の対象は、都会でも普通の田舎でも手にはいらない、どちらかと言えば、ヒトの食べ物としてはボーダーラインにある、岩にこびりついた貝、きのこ、小魚の類である。

白米が常食になるまでの昔の農村の食生活とはこの程度のものだったのかとも感じる。本書のユニークさはこれらの食物の採取方法から調理までの食生活の実践をビジュアルに写真をふんだんにつかった紹介にもある。

白土さんは東京生まれで太平洋戦争の少年時代は長野の真田の田舎で疎開暮らしをおくった。疎開生活は差別も含め、決して楽しいものではなかったと記述しているが、そこでの食の記憶が白土さんを房総での自給生活に誘ったのであろうと思われる。実際のところ、その理由は何だろうか。

ナチュナル派、エコロジストと称していながら、テレビ番組のレビューを稼業としているのタレント諸氏にも実践してほしいですねぇ。(それも”よいこ浜口”企画としてお笑いネタとして消費されてしまうかな)

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