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他人と深く関わらずに生きるには 池田清彦

他人と深く関わらずに生きるには
池田 清彦
新潮社 (2002/11)
売り上げランキング: 154,139
おすすめ度の平均: 3.5
3 経済社会システム論としては論理矛盾がある
4 君子の交わりは淡きこと水の如し・・・他人との付き合い方

ボランティアはしない方がカッコいい

ビートたけしと小学校がほぼ同期で、往年の彼の毒舌をしのばせるリバタニアンの構造生物学者,池田清彦氏のエッセイ。タイトルに匹敵する過激な内容であるが、卑屈な哲学者の愚痴よりも、痛快納得の自由主義の一冊である。

概要を紹介は章の題名にも十分現れている。病院にはなるべく行かない。心をこめないで働く。国家は道具である。退屈は人生最大の楽しみである。 ここではボランティア批判を原文で引用して紹介に代えたい。

「イヤイヤやるボランティアは、実はされる側にも迷惑だということも知ってほしい。…たとえばボランティアで老人ホームに劇や楽器演奏をやりに行く人がいる。中には楽しみにしている老人もいるかもしれないが、いやいや駆り出されている老人もいるに違いない…ヘタな芝居を見せられ、ヘタな演奏まで聞かされて、今日は疲れたなあ、もうカンベンしてほしい。…慰問している人たちは、どこかのホールで有料の演奏会をして義理以外で入場してくれる人がいるかどうか、一度考えてみたらいい。ほとんどお客さんが来ないようであれば、今度老人ホームに行く時はただではなく老人たちにお金を”払って”見ていただくようにしましょうね。」

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