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坂の上の雲 2 司馬遼太郎

坂の上の雲〈2〉
坂の上の雲〈2〉
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司馬 遼太郎
文芸春秋 (1999/01)
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おすすめ度の平均: 4.57
4 ロシアの成り立ちと世界との関係の司馬歴史観
5 すごい明治人
5 明治の青年は一生懸命勉強したんだなー。

秋山兄弟上京

兄の好古は片道切符で大阪に出て、中学の先生の資格をとり、さらには師範学校の卒業の資格を得て、陸軍学校に入学するに至る。軍人を志したというよりは、生きていくために運命に定められたように、軍人となった。陸軍で日本にはまだ存在しなかった騎兵隊の専門家として究めていくことになる。

弟の真之は俳人の正岡子規と松山で友人だった。二人とも優秀で、真之は兄を頼って上京し、子規もまた上京して文学・哲学を志す。軍人と文学者という大きく異なる職業の選択がほんの偶然のように二人を別の道に導いていくのは不思議に思えた。

このようにして江戸時代には地方ごとに分散していた能力ある若者が中央集権国家の設立と共に磁場に引き寄せられるように東京に集まってきた。夏目漱石も同じ時期に予備門で子規や草之と交流をかわすような状況であった。

軍隊が中央集権体制化にあるかないかは、後の日露戦争で、双軍の現場の士気と勝敗に少なからず影響していく事になる。

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Tracked on July 28, 2005 at 12:37 AM

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