ブランドの達人 嗜好マーケティングはジャンルを越えて
ソフトバンクパブリッシング (2004/10)
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おいおい・・・・
この本は良い!
ブランドをデータで把握・OKです!嗜好はジャンルを超える
この本はマーケティングの参考書としてだけでなく、トレンド雑誌のよくできた特集のように抜群におもしろい。個人のテイスト、嗜好は商品ジャンルを超えて相関関係があることをブランドマーケティングのリサーチによって統計的に実証している。
その分析方法はコンサーバティブからアバギャルドという軸とヤングからアダルトという軸による2次元のマップ状に世の中の各種、個人のスキなブランドが位置づけられている。中心にカジュアルで大多数の一般人のマーケットになる。
さらに、この2次元マップ上で同じ場所に位置するブランドカテゴリーに属する服のブランドをスキな人はパソコン、車ならこんなブランドが好きという具合にして、数十人のブランド好き人間図鑑を作成していて、これが星座占いや血液型の類よりも興味深く人物像を描いている。
例えばIBMのThinkPadが好きな人はこれで絶対間違いないという自負をもっていて、平均年収は高い。洋服はユニクロから高級ブランドまでこだわらない。時計はオメガ、TVは見ないがしいていえばNHK,車はレガシー、PCはアップルが好きな人は...といった感じである。
何年か前にPanasonicとトヨタとコクヨ?が共通ブランド”will”を作り、モノの中身よりも見た目のおしゃれをコンセプトに協業したが、大成功というニュースは聞かなかった。これもこの本を読めば、”おしゃれ”の嗜好性が別々だったからではないかという事が納得できる。
本書はニッサンのPAO,SEIKOのアスタリスクブランドで一世を風靡したコンセプタ坂井直樹氏のブランディングコンサルティング調査会社他による編さんである。
消費社会では”A man is known by the items who keeps"という事だろう。
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