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戦争とゲーム理論の戦略思考

戦争とゲーム理論の戦略思考
竹内 靖雄
日本実業出版社 (2005/02/24)
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戦争を数学で語れるか?

ユニークな切り口の著作である。著者の竹内先生が現役の研究者の時の専門の一つであったゲーム理論(ヒトが合理的経済活動をする事を前提として、経済現象を数学モデル化したもの。”囚人のジレンマ”という命題が有名)による戦略(経済戦略)と、戦争の歴史と戦争論を平易に紹介して、名戦略家として孫子、韓非子からマキアヴェリ、クラウゼヴィッツまでを分析している。

個々の分析については、歴史と戦略家の思想との絡みで読み物としてはおもしろい。ただ、新規の学問分野として戦争が数学で語れるとまでの完成度はなっておらず、現役を引退された竹内先生の個人的考察という印象である。 
著者の本としては若干、旧著であるが”感情よりも勘定の損得”で倫理=経済を説いた、「経済倫理学のすすめ」が地味ではあるが、現在のリバタリアニズムにつながる経済思想の平易な紹介となっており、極めてわかりやすくお奨めの良書である。

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