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7つの習慣 最優先事項

7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則
スティーブン・R. コヴィー レベッカ・R. メリル A.ロジャー メリル Stephen R. Covey Rebecca R. Merrill A.Roger Merrill 宮崎 伸治
キングベアー出版 (2000/07)
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おすすめ度の平均: 4.69
5 Put First Things First ということ
4 7つの習慣を読んでれば別に読まなくても。
5 おすすめです。

仕事と人生の実践的時間有効活用の名著

本書はコビィー博士の1000万部ベストセラー「7つの習慣」の続編である。レビュアーと同じく、多くの読者も前著の「時間管理」についての関心が高かったとの事で、そのような経緯で本書は出版された。前著が大変良く作られた書籍だったので、期待をして読んだ。果たして、予想以上の内容だったのは単に個人の仕事の改善テクニックでないライフスタイルの実践書である。

 現代社会に生きている誰もが皆、多忙な仕事の責任と家族の一員としての役割と個人の自己実現がバランスよく成立し難い事を、共通に悩みとして抱えている。その結果、効率化だけがその解決手段となってしまい、”緊急中毒”になってしまっている。

具体的には時間管理のマトリクスとして緊急度と重要度の2つの因子で4つの領域に分割して、その改善を提唱している。
第一領域は緊急かつ重要、具体的には危機、災害、事故、クレームなど。
第二領域は緊急でなく重要 、具体的には人間関係づくり 計画 スキルアップ 計画。
第三領域は緊急だが重要でない、具体的にはさまざまな妨害、重要でない会議、電話、みんながやっている事。第四事項は緊急でも重要でもない事。

コビィー博士は第三,四領域から第二領域に時間活用を移動する事で、第二領域の準備、計画に時間をさけば、結果として第一領域の性質も変わってくる事を唱えている。本書では第二領域=最優先事項の時間の作り方を、ミッションのステートメント(目標管理)などを克明に述べて、実践的な良書をしあげている。

 繰り返しになるが、本書は単によりよい仕事のしかたにとどまらず、いかに良く生きるかを述べた(精神論でない)人生原則になっている点に大きな評価をしたい。

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Comments

トラックバックありがとうございました。
ちょっと古い日記ですが,トラックバックさせてもらいました。
7つの習慣は私も初めて読んだ時は目からうろこが落ちる思いでした。続編があるとは知りませんでした。読んでみます。

Posted by: 青い炎 | March 24, 2005 at 03:43 PM

ご丁寧に、コメントとTBありがとうございます。社会人(サラリーマン)を長年やっていますと、まさに緊急事項と重要事項とどちらでもないものがあれこれと積み重なって、本業の実務の生産性を明らかに低下させていると感じます。

緊急事項のリスクにも開き直って、対策なしのものもあれば、用意周到に準備すべきものもあって、まさに重要事項の中から最重要事項をみつける事がどんな仕事であれ、生活全般であれ、有用だと思いました。

それにしても、米国人は、プラグマティックな事をシステム化する思考には関心させられるばかりです。

Posted by: 管理人 | March 24, 2005 at 10:07 PM

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