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ミクロ経済学入門

ミクロ経済学入門
ミクロ経済学入門
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西村 和雄
岩波書店 (1995/10)
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おすすめ度の平均: 3.75
5 一級の入門書です
5 ミクロの経済学的な意味合いを知りたければ是非!
2 最悪

エンジニアからみたミクロ経済学入門の感想 は

レビュアーはエンジニアで学校で経済学を学んだ事はない。その視点で本書のレビューをしてみたい。

高校で数学が好きだったりすると理系か文系なら経済学部を選択する事が自明の如き、風潮があった(ある)と思う。理系の学問を修め、それがエンジニアの仕事で役にたったりたたなかったりした経験を通して、ミクロ経済学を経済学部の新入生のような気分で読んでみると、物理学の真似をして、人間の経済活動をモデル化して簡単な数式で難しく、用語を定義して精緻化したという擬似科学という感をぬぐえない。会社の経営活動でも、こんなに細かい用語は使わないし、せいぜい需要と供給と損益分益点を会計的に評価していくだけで、これらミクロ経済の用語など使わないだろう。

理系からみると単純な2次元の単調増加関数を使って、需要と供給の経済活動を説明しているのが、あまりにも安直すぎるわりに用語の定義だけはやたらと多く、うんざりする。

注釈にでてくるガルブレイスや経済人類学などは人の経済活動の合理性そのものに対して異議申立てをしており、経済活動の合理性が崩れるとミクロ経済学の存在もあやういものとなる。もっとも、池田氏が論破しているように純粋な科学自体、その発展性に根底的な限界を示唆している(くわしくは別レビューを参照ください)のであるからミクロ経済とういうモデルによる科学の限界は致し方ないのだが。

*ミクロ経済の研究者の方々には暴言をお詫びしておきます。

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Tracked on February 09, 2005 at 11:30 AM

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