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アンティークとインテリアと経済

アンティークと経済の関係の考察

市場の商品は購入され、消耗または使い古されると、廃棄またはスペースがある時代と空間ではストックされていた。中古になると固定資産としての価値は下がり、公の査定値もゼロになっていく。ところが、この商品が長い年月を経てアンティークになると、価値は向上する。つまり新品から中古品を経てアンティークという横軸が年数に対して価値はいわゆるスマイルカーブ(右と左が大きく、真ん中が小さい)を描く。

アンティークに価値が発生する理由はまずは市場の中で数が希少である事がすぐに思いつく事であるが、それは視点を変えれば長い年月の間、複数の所有者によって次の世代に継承されてきたストックの経済原理のように思える。もちろん、希少であれば何でも価値がある訳ではないし、廃棄されずに残ってきたのは、そのモノに本質的な価値をあった事は間違いない。

さて、先回のAmazonマーケットプレイスに代表されるような、昨今の中古、リサイクル市場はスマイルカーブの価値の低い段階でフローの経済として、機能していると思われる。

リユーズは商品にとって幸せであるが、リサイクルと称して、バラバラの材料に分解されて、別の商品に生まれ変わる商品は果たして幸せであろうか? 私が最初に購入したカメラはLEICAという高級カメラの中古品で生まれは1958年と50年前の製品である。もちろん、オーバーホールはしているが、現役である。

エンジニアとして製品を市場に送り出していると100年後には20世紀後半から21世紀前半の高度消費社会の物的証拠となるような製品は博物館にも残らないのではないだろうかと思ったりする。この時代に生きた人々に製品を通してサービスを提供しただけで、あとは姿を残さない。それは生命でも同じではあるが、幾ばくかの疑問は残る。

考察は以上である。 本考察を読んでただいた方には興味のない話題であり、恐縮であるがアンティークを普段の生活に使用してのインテリアとして飾って楽しんでいるブログを紹介させていただき、結びとしたい。

            古玩礼賛 ―骨董・古道具―
骨董から古道具まで日常生活の中のモノの美しさを紹介します 


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