« これなら超簡単!!わたしの年金・保険一発解決ノート | Main | 得する生活―お金持ちになる人の考え方 »

Amazonマーケットプレイス徹底活用

Amazonマーケットプレイス徹底活用
横手 久光 森 英信
ソフトバンクパブリッシング (2004/12/28)
売り上げランキング: 1,658
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 3.93
5 まれにみる 月5万円 のお小遣いを確実に作れる本
1 役に立たない
2 このやり方では在庫が増えるばかり。売上は上がっても手間隙の割に荒利は・・・


2つのビジネスモデルの間に形成される市場

ブックオフなどで古本を仕入れてAmazonで出品商売になるという”せどり”という商売は知っていたが、1円販売もあり、一体、どのようにして利益をだしているのか、レアな本はどのように調べるのか、不思議だった。本書でわかったのはAmazonに月4900円払ってプロマーチャント会員になると、買いたい人のWantedリストと1冊売れた時の固定手数料100円が免除されるという事だった。つまり月に50冊以上売る出品者は取引きを大きさによっては1円でも100円も変らないという事になる。

本書を読んでも、どうやって高額な本を見つけるかは、明確な答えは記されていない。Wantedリストが手に入ってもリスト持参で仕入れとはいかないようだ。

よく考えてみると、このAmazonのマーケットプレイスは、自ら本を売るだけでなく古書販売業者に販売の場を与える新種のフランチャイズのビジネスモデルのように思えた。

さて、高額本を安く買われるブックオフなどの古本屋チェーンから見ると、これは機会損失という由々しき事態なのだろうか。問題ではないとレビュアーは考える。従来の古本屋業界としくみと異なり、大規模書店のような品揃えをして、消費者に安価で、最近の新刊の本が安く提供する。また、消費者に売った本を買い取るというささやかな還元もする事で本とお金が循環する。

アルバイトを採用して、大量の本の仕入れ陳列、廉価本コーナーへの移動という専門スキル性の低いマニュアル化された作業だからこそ、ビジネスモデルとして成り立つのではないか。一品づつ、細かな買取り査定を実施してしまえば、そこでアルバイトの作業生産性は低下して、結果として、人件費がかさむことになり、本来のビジネスモデ
ルが成り立たなくなるのではないだろうか。

実は一般人はブックオフ系の古書店を古書店と思っているが、それはそのように見えるだけで、実態はレンタルショップなのではないだろうか。レンタルにしては値段が高いのは、保証金のようなもので、無期限で返却義務がないからなのだ。買った客がまた売りに来て、また売ってというサイクルが循環すれば、もうレンタルビデオ以上の回転で仕入れ値をペイしてしまう。そして在庫がだぶったという明快な基準で、半額本を廉価コーナーに移動した時に、”せどり”というニッチなお客さんがAmazonマーケットプレイスに参加する市場が派生的に形成される。

2つのビジネスモデルのはざまにニッチな市場が生まれるというのは興味深い事である。

PS 『週刊!木村剛』投稿

皆さんのクリックが励みです→人気本・読書blogランキング ありがとうございました。

|

« これなら超簡単!!わたしの年金・保険一発解決ノート | Main | 得する生活―お金持ちになる人の考え方 »

Comments

ブックオフとAmazonマーケットプレイスの間に現代の『せどり屋』が誕生したというのはまさにその通りだと思います。

ブックオフ=レンタルショップ説は面白いですね。Amazonマーケットプレイスも購入者によってそのように使われてますよね。本もDVDも発売当初に買って、一ヵ月後くらいに売れば、定価の1/3~1/4程度で楽しめてしまいます。DVDについては一ヶ月のレンタル代よりも安いかもしれません?!

Posted by: jun@草莽堂 | February 24, 2005 at 10:43 PM

Amazonマーケットプレイスが
「古書販売業者に販売の場を与える新種のフランチャイズのビジネスモデル」
という発想に同感です。

私自身古書販売業者の一人として
参加していました(笑)

Posted by: 赤メガネの石田 | March 31, 2005 at 10:42 AM

石田さん:コメントありがとうございます。プロの業者としてはIT古書ポータルの出現を歓迎とともに、フランチャイズ並の手数料に複雑な心境ではないでしょうか。最近の出品を見るとイーブックオフさんが登場してきましたね。そうなると、ニッチな市場が二つの企業の寡占になるのではと危惧します。

Posted by: 管理人 | March 31, 2005 at 09:46 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61482/2942437

Listed below are links to weblogs that reference Amazonマーケットプレイス徹底活用:

» Amazonマーケットプレイス売上キタ━(゚∀゚)━!! [腹筋とくびれ]
マーケットプレイス古本売上二か月分の売上が振り込まれましたよ、売上が!いやー、一時はどうなることかと思ったが、今月まとめて振り込まれてた。ありがとう、amazo... [Read More]

Tracked on March 25, 2005 at 08:45 AM

» amazon.com [舟木将彦のWiki (PukiWiki/TrackBack 0.3)]
amazon.com amazon.comとは 世界最大のオンラインECサイト。元々はオンライン書店としてスタートしたが、現在では取り扱う商品も多様化し、単に「書店」には止まらない。 また、書店としても、自分で本を売るだけではなく(つまりアマゾン対顧客という意味では B to C...... [Read More]

Tracked on April 26, 2006 at 11:16 PM

« これなら超簡単!!わたしの年金・保険一発解決ノート | Main | 得する生活―お金持ちになる人の考え方 »