« 希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く | Main | マーケティング10の大罪 »

おカネの発想法 - 財産と生活を護りながら本物のおカネ持ちになろう!

おカネの発想法 - 財産と生活を護りながら本物のおカネ持ちになろう!
木村 剛
日本実業出版社 (2004/10/27)
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 3.67
3 エッセンスは良い
4 これからの時代、おカネだけでなく「信頼」が重要
5 前半退屈だからと言って投げ出さないで!

木村さんの発想法は納得しますが少し混乱しました

文章は平易で、個々の章の説明はわかりやすいが、話題がやや揺れ動いて読者は少し混乱する傾向も感じる。

貨幣の歴史からみた現代のお金の意味(10年以上前の言い方をするならば記号論)、有名なジョン・ローの投機バブルから再び産業革命を経て、資本を投機するというリスクが資本主義の基本原理であること、投資がその資本主義の原理に即して経済を循環、活性化させるといった、専門家ならば当然の認識が前半の展開である。(このあたりは岩井克人氏の「21世紀の資本論」等の著作のほうが論旨明快)

後半は経済人として個人の読者に対するアドバイスとしては株投資はアルバイト程度にとらまえ、本当の投資は自分の本業でより高い目標をめざす事、円安リスクに備え外貨をポートフォリオ分散すること、いざという時のキャッシュは2年分ぐらい(これは以前、別の本でも記していた)と言ったところ。読者には投資をして経済を活性化させようと提言しているのか、アルバイト程度にしておこうといっているのか、については論旨がわかりにくい。

お金はコミュニケーションで自分で働くのではなく、人を働かせる事のできる手段だという記述の章はオリジナリティがあって興味を引いた。

皆さんのクリックが励みです→人気本・読書blogランキング ありがとうございました。

|

« 希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く | Main | マーケティング10の大罪 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61482/2771807

Listed below are links to weblogs that reference おカネの発想法 - 財産と生活を護りながら本物のおカネ持ちになろう!:

» おカネの発想法 [by 木村 剛] [エンジニアがビジネス書を斬る!〜『エンビジ図書館』〜]
おカネの発想法 - 財産と生活を護りながら本物のおカネ持ちになろう!posted with amazlet at 05.02.16木村 剛 日本実業出版社 (2... [Read More]

Tracked on February 16, 2005 at 01:44 PM

« 希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く | Main | マーケティング10の大罪 »