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藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義
藤巻 健史
光文社 (2003/10/18)
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5 伝説のトレーダー、金融市場を平易に説く
5 大学の『金融工学』がアホみたいに思えてきた1冊
5 金利、マーケットのファンダメンタルを説明


伝説のトレーダー、金融市場を平易に説く

株投資、外貨預金、信用(証拠金)取引などは興味があるが、プロの金融市場のトレーディングなどさっぱりわからない読者にブラック・ショールズの偏微分方程式などの金融工学を持ち出さなくても、平易にその実務とからくりを教えてくれる。巨額の資金でプロだけが参加できる市場であり、個人投資家の財産運用には直接、役にたつわけではないが、自分の銀行の貯金、保険といったお金がどこにたどりついて世界を循環しているかがわかる。

直接、個人に関わってくる課題として、藤巻さんは日本の経済力の実力と比べて、過大評価(というより他のメジャー通貨とのバランスで)され、円高になっている事を指摘しており、一貫して円安の到来を主張している。レビュアーは藤巻さんの円安論を支持している。基本的に輸出工業国である日本が産業資本主義を存続するためには実質経済に見合った円安が必須と考える。質の高い工場も基幹デバイスも内製組み立ても国内で可能であり、それに連鎖する産業のピラピッドと工場空洞化も円高が阻害していると考えるからだ。

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